2022.4.11【小説的思考塾vol.7メモ】その11(その5の簡略版)

ここで、〈大地〉を〈運命〉と読み替えるのです。

作品は大地を大地であるようにさせる。(p.69)

大地は露開されず説明されないままに留まる時にだけ、それ自体を示すのである。
このように、大地は、それ自体の内へのあらゆる侵入を、大地それ自体にぶつけて粉砕させる。大地は単に打算的にすぎないあらゆる厚かましさを破滅へと急変させる。(p.70)