いまカナダでは先住民に対する過去の迫害が問題になっているらしい。1970年代まで先住民の子供達は強制的に寄宿学校に入れられて、自分達の言葉を使うことを禁止された。
テレビで語っていた現在65歳の男性(私と同い年だ)は、7歳から10年間そこに入れられ、自分たちの伝統を知らずに育ち、いま、小学校に通っている孫から先住民の伝統や言葉を教わっている。(その子は、先住民の多い学校に通ってるということだろうか?)
深沢七郎は甲州を書いたが、中央から見た〈地方〉としての甲州でなく、中央を経由しない〈近所〉としての甲州を書いた。これはほとんど前代未聞だった。文学でそんな書き方をした人はいなかったのだ。
【一見関係ないこの2つは、遠く繋がっている】