【小説的思考塾 vol.6 メモ】その7 〈非-科学的〉

現代の社会の歪なところは、〈非-科学的〉という判断は、そのまま否定を意味するのに、〈非-人間的〉であることは容認される。
もちろん〈非-創造的〉〈非-芸術的〉なんて言うのは問題にもされない。

〈非-科学的〉の仲間に〈非-論理的〉〈非-合理的〉がある。
〈非-科学的〉ではないかどうかを忖度して、人間の自然な知覚を抑圧していることが多い。
言葉にできることばかり知覚の対象にしてしまう。(【メモその2】の批判的実在論を参照のこと)