【小説的思考塾 vol.6 メモ】その6 再生について(続)

〈再生〉は言葉・概念としては、ありふれていて、子供でも知っているが、それを実感するのは、きわめて稀。
私は昨日(1/20)書いた2月の強い日差しまで、本気で考えもしなかった。

言葉は普段の日常の場面では、内実や密度を欠いた単なる記号だが、死に直面したり、心の危機の時には、その内実・密度が問題となる。
芸術(音楽・美術・ダンス・演劇・文学)は、そこにアクセスするものでなければ意味がない。芸術は娯楽や知的な飾りではない。

〈再生〉とはどういうことか?
(キリストの復活は、そういうことの部分的顕われだ)
〈再生〉は何によって保証されているのか?
〈再生〉は、言葉を換えると、どういうことか?