2021/12/9『鉄の胡蝶……』41回目

群像2022年1月号『鉄の胡蝶……』41回。
今回は、11/6(土)の小説的思考塾で喋りそびれたこと、喋りきれなかったことを補足する、という触れ込みで始まります。
紆余曲折はありますが、群像の連載は小説的思考塾と並行して、前になったり後になったりしつつ進んでます。

何度でも言うけれど、今の社会は、「死は無である」「死は終わりである」という世界観が言葉・行動・組織・システムetcの隅々まで浸透しているから、死は終わりでないことや生命の流れの連続性について、何度でも何度でも話す必要がある。
生命の連続性を否定する世界観は、たぶん〈主体〉〈自我〉〈私〉を中心に置く思考様式と一体になっている。