『うららかとルポルタージュ』初日、観た。(横で杉本が「スゲー面白かった!」と騒いでる。)
この芝居は観客の感情移入に訴えない、私は身体移入(移出)されて、途中からすごい感動してた。
この話の設定は2041年らしい、その年、私は生きていれば85歳だ。
2041年、85歳の私は、
「20年前に俺はねえ、今こうしてる俺のことをすでに回想したんだよ」
と、私のオムツを替えにきた今年5歳だった、25歳の介護士に言ってる。
「俺なんか、ほら、太古のPCしか知らないからね、それが何?バグってわかる?俺はすでにバグだから、こんな動きになってんだよ」と言いながら、ベッドで体がくねるのが、止まらない。