【小説的思考塾 vol.17 with 山本浩貴】リモート+対面 前日メモ2

ただ、『文学ノート』は実作者として非常に重要なのに、注(10)の1981年時点で(それ以後も)この本が重視されていなかったのは、創作行為全般に対する人々の関心が、完成品ばかりに向いていて、その過程を着目する人がいなかったからだろう。
『文学ノート』は重要なので、異論も含めて私(保坂)が解説&補足したいと思います。

これはうろ憶えなんだが、戦争で若者が「潔く散った」原因の一つに短歌の美学があると。
私が高校時代にすでにそれを考えて(知って)いたのは、大江健三郎がそういうことを書いていて、私はそれに深く共感したのではないか。
私がだらだら書く(生きる)ことを志向した要因の一つ。

【小説的思考塾vol.17with山本浩貴】リモート+対面(※今回はリモートでの開催も再開しています!)■配信日時:6月23日(日) 午後5時~7時半■視聴期限…
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