2024.04.01 『鉄の胡蝶』68回目 その5

そのときの私の心にサーッと風が吹きぬけたような爽快さを私はまだ全然言えてない、話は自衛隊からはじまってるわけで自衛隊は規律の社会なんだが古い世代の人たちは欲望がその規律を破ると考えていた、
古い世代というのがいつの人までを指すか漠然としてるが昔の規律に厳しい集団の規律は人間の心は弱く、すぐに欲望に負けるから外からしっかり統制していなければならないと考えていた。 しかし彼女は自分の意志が決めると考えている、
彼女のそのひと言の前では昔風の厳しい環境で鍛えられた男たちは霞む、いくら自己鍛錬みたいなことを言ってもしょせん外からの強制でしかない。

4/27小説的思考塾with山下澄人
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