2024.02.11【小説的思考塾vol.15 対面のみ】

〈芸術行為は、本来の生を生きるため……〉
2/17(土)👉http://ptix.at/pr1YHj
『失われた時を求めて』2/6投稿の続き
「人生それ自身とは全く別のものによって、人生を何一つ含んでいない映像によって、人生を判断し、人生を貶めているから……」

毎月出版される小説の大半は「人生を何一つ含んでいない映像」レベルで、それを賞賛する書評を読むと暗くなる(この「……映像」とは「資料を丁寧に調べて書いた文章」と置き換えればわかりやすい)👉つまりこれらは小説という形式である必然性がない。あるいは〈小説〉がない。

賞賛する書評を書く人たちは小説を必要としているわけではない。たんに与えられた課題をこなすことに長けている。👉しかも、正しくて不毛
🔶自由の行使であるはずの芸術が、空気への同調になっている
🔶個人の領域確保であるはずが、社会の規格化を助長している

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