2023.12.01 山下澄人の新刊『FICTION』を読み出した。

山下澄人の新刊『FICTION』を読み出した。 私が芝居を初めて観たのは2008年だったか、あの時のなんとも言いようのない「頭の悪い集団」の感じが、この本の下に流れていると言えばいいか。あそこに頭の良さそうな人が入ったら、一番馬鹿に見えるような頭の悪さだった。

まだ途中だけど、意外なことに「結婚」が繰り返し出てくる。ここにある結婚は周囲から祝福されて「新生活をスタートさせる」のと全然違う、大昔、はたから見ると「身を寄せ合って」となるんだが、本人たちはそんな意識はない。ないなら呑気なのか?そういうことじゃない。

本が出ると「売れる売れない」に煩わされるんだが、本は何年も経って久しぶりに手にとって「やっぱりこれいいな」と思うものだ。世界の富の90%を持つと言われている1%のうちの誰かが、真面目に書いてる私達にドンと金をくれれば、全て解決します。🙋‍♂️私からの提案