中島貞夫のインタビューもいいんだけど、小林旭のインタビューがいいんですよ❣️
小林旭の言葉で、この本全体の輪郭がくっきりする気がする。
この本読みながら改めてヤクザ映画を見たら、小林旭が1番カッコよかった。私には昭和30年代のスターに対する強い偏見があって、通り過ぎてきたんだけど、66歳にして、映画の中の小林旭も、現実の小林旭も好きになった。
(連日、『熱き心に』(大滝詠一作曲)が脳内で鳴ってる)
あと、14章の山谷の労働争議の話では、支援した活動家が、ヤクザ映画の主役であるアウトローになって、集団としてのヤクザと敵対する構図になっている、と感じた。
私のこの錯覚は、でも、この本の本質と感じる。
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