ヤクザ映画と〈死〉は切っても切り離せない。 死に方を大きく分けると、組織に突っ込んでいくほとんど無意味の死と、重い意味を持つ死がある。
組織に突っ込んでいく無茶苦茶な戦いは、陽性で、「当時の人たちは、特攻や玉砕を、まだまだ、やり足りないと思ってたんじゃないか」と感じる。 三島由紀夫が絶賛した映画の死は重い方で、 「死をもってスジを通す」 「死んでこそスジが通る」 という心性がある。
しかしこれは、死の手段化、死の道具化なんじゃないか?
それに重い意味の死は、うちの猫たちの死と折り合いが悪いんですよ😺
「虹の橋を渡りました🌈」なんて、可愛らしい言い方ができない。→故に、三島由紀夫は好きじゃない。
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