2023.08.26【小説的思考塾vol.13対話篇+伊藤彰彦】

伊藤彰彦さんの名を知ったのは、町中華でたまたま手にとった週刊現代に載っていた、講談社ノンフィクション賞の発表だった。選評で!立花隆が『映画の奈落』をひたすら絶賛していて、受賞作など眼中になかった。
映画『北陸代理戦争』に取材したその本をすぐに読むと、一時期の感傷ベタベタのノンフィクションと別次元で、事件の坩堝だった。 その3年後の2018年夏、矢崎仁司監督『スティルライフオブメモリーズ』の劇場トークに何回か呼ばれて行くと、やたら背が高い関係者がいた。
背が高いから劇場ロビーの人混みでもよく目立った。一方、腰はめちゃめちゃ低い(笑)。製作の人らしい。
私は冬まで何度も会い、酒も飲んだが、この人が『映画の奈落』を書いた人だと、たしか最後まで気づかなかった🙇‍♂️

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