2022.06.26 群像7月号『鉄の胡蝶……』47〈ウクライナ侵攻三ヵ月目〉拾い読み6日目(最終日)。

群像7月号『鉄の胡蝶……』47〈ウクライナ侵攻三ヵ月目〉拾い読み6日目(最終日)。

私は土手に寝ていたホームレスと子猫を写真に撮った。
ハイデガーは想起される過去は充足されていない未来だと言った。
宮沢賢治はみんなにデクノボーと呼ばれたかった。
宮沢賢治は満州に行っている知り合いの兵隊に手紙を書いた。(いわば、エールを送った。)
内田百閒は旅順入城の行進する兵隊が、みんな魂の抜けたような顔をしていると感じた。