群像7月号『鉄の胡蝶……』47〈ウクライナ侵攻三ヵ月目〉
斜め読みみたいに抜粋してる3日目。
最近私はハイデガーをしょっちゅう引用する。久しぶりに読んだらハイデガーは私の出発点であり考える構文であり……というのに気がついた、というのはあるが、
ハイデガーはハイデガーを読まない人にとっては〈ナチスに加担した哲学者〉というラベル貼り=分類が真っ先にくることも大きい。私は人を分類する人が嫌いなのだ。(というと、「それも分類ですよね」と言う人がいる。でもそれは違います。)
ハイデガーの思索は、意外だろうがフリージャズ、フリーインプロヴィゼイションと通じ合う。そんな風に思うのは私ひとりだとしても、そうなのです。