【小説的思考塾vol.6 メモ】その3 「フロイトの花への愛」

スー・スチュアート・スミス『庭仕事の真髄』。🌸🍀

土に触れて、植物を育てることが、生きていくうえでどれくらい必要か。フロイトも庭をとても必要として愛していた。ルー・ザロメ宛ての手紙で熱く語っている。

フロイトは下半身だけではなかったのだ❗️
フロイトが🌸🍀花や木を育てることをちゃんと論文に書いてくれていたら、現代思想や文学の流れは変わっていたんじゃないか?
みんな(特に若者)の関心の方向や広がりも変わっていたし、人間観も違うものになっていたんじゃないか?

無意識は内側にある〈実体〉をどうしても考えさせる。(問題は自分の中にあると)
庭仕事は個人の中で完結しない〈関わり〉だから、人間や人生のイメージが〈動き〉〈行為〉になる。
もちろん、庭仕事の季節(時間)は循環する。
〈死〉は〈再生〉とさして遠くないものになる。