2024.03.21群像4月号『鉄の胡蝶』68回目 その2

ラッコはきれいな水でしか生きられないから、ラッコがいる水槽は厳重に水も空気も殺薗しているのだと、それを聞いて私は地球が汚染される前に生きた人たちはどれだけ澄んだ空気を吸っていたんだろう!と思った。

コロナで地上全体の活動が休止状態になったとき、夜空が冬の夜空よりも星が多くてキラキラしていた、昼間もちょうど新緑のタイミングとも重なって視界全体で光が乱反射していた、大昔の人たちはこういう光の中で生きてたのだ! 本当にあのときが地球の岐路だった、