【5/21 京都トーク覚書き】その1

これは今回の話の前提となることだけど、 社会には将来の安定を求める人ばかりがいるわけではないのに、メディアはまるですべての人が将来の安定を第一の基準にしているかのように語る。
安定と聞くと息苦しい。 将来が保証された仕事をしている自分が恥ずかしい(昔の自分に顔向けできない)。 安全な生き方をしていると情けなくなる。 そんな安全・安定が何年も続くことを想像しただけで落ち込んで、憂鬱になる…… そういう人は案外たくさんいるのです。

何も事件が起こらないとされている『プレーンソング』の著者が「そんなこと言う?」と思ったら、その人は彼らのことがわかってない。 彼らがあんなにも平和に見えるのには理由がある。(その理由についても少し話します)