1月20日(土)午後5時~8時に古谷さんの連続講座の1回目があります。 1回目は、マティスとピカソです。
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マティスとピカソは美術番組でたびたび取り上げられるけれど、解説者は美術史的なことと手法のことばかりで、個別の作品を語らない。 古谷さんは、一つ一つの絵がどう見えるか? その絵の何が見る者の注意を惹きつけるか? そういうことを、受容の回路に忠実になぞっていきます。
人は個別の精確な説明より、通りのいいイメージを好む。例えばカフカは1行1行に何が書いてあるかより、カフカ的というイメージで気が済む。しかしイメージでなく、ここで何が起こり、どう見えているかが芸術や創作で、それがないと、芸術が社会と対峙する武器となりえないのです。