11/18(土)👉 http://hosakakazushi.com/?p=1755
「人はこうでなければならない。何故なら、みんな昔からそうしてきたから」
私たちが子供時代から浴びてきた理屈はほとんどこれだ。しかも、本当にみんながそうしてきたのか、証拠は何もない。
「悪しき前例主義」どころか、「前例を持たない前例主義」だ。 酒井さんが訳した『万物の黎明』は、人類の歴史を先史時代まで遡り、ほぼ世界中の人が仕方ないと受け入れている今の社会を否定する。読んでいると思考回路がだんだん伝染してきて嬉しい。
「人はこうでなければならない」という構文は、いくらでも変化する。
「女はこうでなければならない」
「社会生活とはこうでなければならない」
「文学とはこうでなければならない」
それが根拠のない縛りであることに気づけば、最初の一歩を踏み出せる🐾